前回ご紹介させていただきました独断と偏見にまみれた声優紹介の続き。選択基準は以下の4点。

1.「よくぞこの声優を選んでくれた!キャスティング担当者に感謝!」キャラクターとのシンクロ率120%の声優

2.「あっ聞いたことあるわ!」声に特徴があって判別しやすい声優

3.「新人はお下がりなさい!」出演作品300作品以上の声優

4.上記3点をクリアしつつ私の好む声優

※順番はランキングではありません。

6.リヴァイ・アッカーマン 神谷浩史

作品名:進撃の巨人

イケボです(第2弾)。良く抜けそうで雑味のないクールで知的な声音に、業界トップレベルと言われる演技力も兼ねそろえた声優さんです。進撃のリヴァイや「ワンピース/トラファルガー・ロー」とった2枚目役が多そうな印象ですが「おそ松さん/松野チョロ松」や「斉木楠雄のΨ難/斉木楠雄」といったギャグ系作品の主演級も演じられております。また、声優アワードも常連の実力派声優です。リヴァイ役は、強者揃いの進撃の巨人声優陣の中で一番シンクロ率が高いと思っています。

7.土方歳三 中田譲治

作品名:ゴールデンカムイ

深みのある渋すぎる低音ボイス。独特の言い回しと声音で圧倒的な存在感を放つ声優さん。短い台詞でも威厳を感じてしまいます。御年71歳の大ベテランですが、現在も勢い落ちることなく第一線で演じられています。出演作は「呪術廻戦/禪院直毘人」、「Fateシリーズ/言峰綺麗」役など。ゴールデンカムイの土方役の仕上がり具合は見事というほかありません。

8.フリーレン 種崎敦子

作品名:葬送のフリーレン

変幻自在な声音によるカメレオンっぷりで有名な声優さんです。「SPY×FAMILY/アーニャ・フォージャー」と「葬送のフリーレン/フリーレン」が同じ声優が演じているとはわからないと思います。しかしながら、彼女の神髄は卓越した演技力です。彼女自身も、役を声音で分けるという感覚はないようで、キャラクターを追求していった結果、出てきた声音がたまたまそうであったというだけらしいです。故に、心の機微を的確に捉えた繊細な芝居なのでしょう。その他の出演作は「チ。-地球の運動について-/アルベルト」、「機動戦士ガンダム閃光/ハサウェイのメイス・フラゥワー」など。第17回声優アワードでは史上初、主演声優と助演声優のダブル受賞を達成されました。御年35歳ということでこれからの活躍も楽しみですね。

9.坂田銀時 杉田智和

作品名:銀魂

ずっしりとして聞き心地のよい美しい低音ボイスが特徴の声優。真面目な役が似合いそうな声音だが「銀魂」で分かるようにギャグやコメディもよくハマる。出演作品は「涼宮ハルヒ/憂鬱のキョン」、「鬼滅の刃/悲鳴嶼行冥」、「七つの大罪/エスカノール」役など。20年程前に「ええ低音出す若手の声優さんが出てきたな」と思っていたが、そんな彼も御年45歳。これからの声優界を引っ張っていって欲しいです。因みに、近年の出演作品を確認したところ、2023年~2025年の3年間だけで100作以上のアニメに出演していた。よう働くね。(この数にはナレーションやゲーム、外画系吹き替えは含まれていない Σ(・□・;) )

10.金木研 花江夏樹

作品名:東京喰種

山寺宏一の後を継ぐ者として期待される天才。感情表現が豊かで、気が弱そうな少年役から豪快なヒーロ役までこなす主役級声優。出演作品は「鬼滅の刃/竈門炭次郎」、「ダンダダン/高倉健」、「四月は君の嘘/有馬公生」役など。東京喰種では、穏やかな金木研からダークサイドに落ちた金木研まで見事に演じてみせた。種﨑敦子と同じく30代中盤で、こらからの日本声優界を引っ張っていくひとり。

余談

キャスティング担当者の力量も平均的に高いのかなって思っています。全くイメージに合わない声優が当てられるってこと少ないですよね。常々そう感じていますが、一番最初にそう感じたのは、ルパン三世の映画シリーズ「ルパン三世 風魔一族の陰謀(1987年制作)」という作品がキッカケです。この作品では主要キャスト5人の(ルパン、次元、五右衛門、銭形、不二子)担当声優が全て入れ替わっており、最初は違和感が凄かったのですが、物語が進むにつれて納得できた記憶があります。(※このキャスティング変更は後ほど大問題に発展する。)その後、歳をとってから改めてみましたが、適材適所だと思いました。寧ろ、これまで演じた声優さんのハマり具合を考えると、リスクを負いチャレンジをした(新しいルパン三世を作ろうとした)こと自体に一定の評価があってもよいかのではと思ったものです。「変化・変革は嫌われる。また、前例に依存する、依存したい保守的体質が大衆の心理」。これに反することが私の生きるテーマだったので(当時は)モヤモヤしていた気がします。

※公開後、主演の古川登志夫のもとには、中傷的な内容のアンチレターが段ボール何箱に渡って届き、山田康雄はキレにキレて、原作者のモンキーパンチに電話して怒りをぶちまけたり、制作の東京ムービー新社にも批判が相次いだりした。(これにより次回作からは元のキャスティングに戻された。)

ルパン三世

山田康雄→古川登志夫

「うる星やつら/諸星あたる」
「機動戦士シリーズ/カイ・シデン」
「ドラゴンボール/ピッコロ大魔王」

次元大介

小林清志→銀河万丈

「機動戦士シリーズ/ギレン・ザビ」
「開運!なんでも鑑定団/ナレーション」
「ONE PIECE/斧手のモーガン」

石川五ェ門

井上真樹夫→塩沢兼人

「エリア88/風間真」
「北斗の拳/レイ」
「銀河英雄伝説/パウル・フォン・オーベルシュタイン」

峰不二子

増山江威子→小山茉美

「BLACK LAGOON/バラライカ」
「Dr.スランプ アラレちゃん/則巻アラレ」
「キテレツ大百科/コロ助」

銭形警部

納谷悟朗→加藤精三

「巨人の星/星一徹」
「おぼっちゃまくん/ナレーション」
「名探偵コナン/松本清長」

声優紹介の続きはまたの機会に。